ノリックこと阿部典史選手の交通事故についての現場検証
事故現場に残された現場検証の後と飛び散った破片
マスコミによるミスリード

マスコミ報道やブログによるミスリード

事故直後の10月7日の夜のニュースでは、その速報性のためか事故状況が?です。
左の写真はは2chに貼られていた、キャプチャーですが、上の再現CGでは、
接触せずに通過している地点なのに左下の写真では、路面の染みが
いかにも接触がありライダーが投げ出された地点のように扱われています。
このためか、早とちりしたファンがこの辺に線香を立てた後がありました。

初期のニュース等で大きく映っていた路面の染みは関係ない
TV初報

TVでの初報では、この①の地点の映像が流れていましたが、
路面にあった染み(ダンプ等から落ちたセメントと思われる)の上に①があり
接触地点と勘違いを誘ったと思われます。

通常①は事故に至る一連の流れの起点となる場所を指すので、
この染みが事故と関係はありません
また、①の地点の手前後ににも同じ原因と見られる染みがあるが、
チョーク等のマーキングがありません。
これらのことから、この染みは本件事故と関係のないものです。

いい加減な図面や適当なコメントをつけるブログに右往左往する
2chに張られていた図面

2chで貼られていた見取り図です。

左下のスケールと比較してみても解るように、
ひとつの印が50m程度あり、位置関係もめちゃくちゃです。
これが現場検証の写真と一緒に貼られていたので、
とんでもない速度で走っていたのではないかと言う

憶測や、
ライダーが振り落とされバイクだけ走って行ったという説が
出てきたと思われます。

この説を検証すると、最初の接触地点からバイクの停止地点まで
最大200m程度あり、ライダーは最大100m以上滑っていることになります。